「目が覚めたらパッと起きなさい。目が覚めてすぐに起きると、大自然のリズムに乗ることができる。このリズムに乗ることが、いちばん大切なのです」
それ以降、黒澤さんは、奥さんと一緒に三時半に起きるという生活をはじめたのである。
はじめたばかりのころは、会社に出ても眠いことの方が多かったが、体がある程度早起きになじんでくると、平気になってくる。それは、早起きこそが自然のリズムに乗った生活にほかならないからだ。
黒澤さんが早起きをするようになって感じたのは、一日が長くなるということだったという。一般には一日を朝・昼・夜・と三つに分けて考える。ところが三時半ごろ起きると、出勤時間までの四時間くらいが自分のものになる。この”朝飯前の時間”を有効に使えば、どれほど人生が豊かになるだろうか……。
そこで黒澤さんはもう一つの時間帯を設けて、一日を早朝・朝・昼・夜の四つに分類した。これが黒澤流の一日四分論である。
56page
4062565307

0 件のコメント:
コメントを投稿